###母の草取り###

もう1年半にもなる左肩の痛みが治ってきてうれしい。

バイトで痛めて以来、どうにも治らないので、

バイトの時肩用のサポーターをつけるようにして、やっと快方に向かい出した。

あとは歯の治療だ。まったく身体が資本だなあ。


母の草取りで持ち帰った草に関して、さんざん言ったけど、

母は何事も後始末ということになると苦手らしい。


母は5人の子供の母であり、わたしが物心ついた頃には

すでに独り言や情緒不安定などの異常が見られ、

10代になると精神神経科に行くべき状況になり、

しかし父が基本、家族に医療を受けさせることを拒んだので

家事の放棄はもちろん、人間らしい行動にかなりの退行があるまま

かなりの年月放置されていた。

両親には親身に相談相手になってくれる親せきが近辺にいなかった。


別居していた父が倒れてから娘3人で家業を片付けている頃、

遠い郷里の母方の祖母の葬式に出席する段になって、親せきの方が

母の異常なそぶりに気づいてやっと医者に連れてゆけるようになった。

それから数年後、3年ほど前に治療を終える頃になっても、

外出を恐れて運動は一切しなかった。


それが今はウォーキングや買い物に行き、家事も食器洗いくらいは

できるようになった。

人が驚く大食漢なので、妹が内科に母を連れてゆき、

医者と連携して食餌に留意し、わたしが制限体重を決めて運動を促し、

やがて散歩や畑仕事もできるようになった。

母は基本、純粋で頑張り屋な人だった。

食べ物が好きで、母の行動のほとんどがそれに由来する。

肥満にならぬように野菜を摂るなどカロリーを抑え、運動するようになったが、

ストレスになるような複雑な作業には弱いらしい。

運動すると体重が減って食べることができるということを理解すると、

やたら散歩に行きたがり、やがて他人の家の前の草取りをするようになったが、

自分の家の中をきれいにするという意識は皆無だ。

この頃は自分の食事も野菜たっぷりで作るようになったが、

母の料理の後は台所に生ごみの山。



人間の脳には生きることが困難だった時代の記憶が作り出した欲というものがあって、

よく5大欲などと言われているが、それは生命維持の本能に結びついて

実行に急であるが、逆にそれを抑制したり、

欲の達成によって発生した副次的で面倒な案件(後始末など)に関しては

DNAに組み込まれておらず、かなりのストレスとなってしまう。

誰だって同じだけど。


行動の障害が激しかった母が自分で近所の草取りを始めたなら、

出来るだけフォローをしてやって、

後始末ができないからと言って叱りつけるのはまずいだろう。

今は気候が良くて何をするにもすがすがしい季節だ。

母の草取りボランティアも、どうせ気候のいい時期の間のことだ。

それよりもなんとか、庭に山積みの草や台所の生ごみを

畑の肥料に変える工夫を思いつくのが

わたしの仕事なのだろう。



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この記事へのコメント

地トモ
2014年04月10日 09:41
(・∀・)ナイス!です。
母上がそこまで回復された事、地トモにとっては大きな希望です!ウチの子もきっと良くなる‥ヽ(´▽`)/
医師の誤診とワタシの無知によって5年も治療が遅れて‥ムムム( ̄TT ̄)…と歯ぎしり状態が続きましたが‥最近ようやく昼間起きている時間が増え、幻聴はまだ聞こえるものの、一進一退を繰り返しながら快方に向かっている様です。
 雑草抜きが出来るなんて、素晴らしいですヨ!ワタシが雑草抜きをすると、花の芽,野菜の苗,見分けがつかずに全部引っこ抜いてしまいます。へへ(o ̄∇ ̄o)♪ 
2014年04月10日 10:52
わたしの記述が地トモさんの希望になるなら、
良かったと思います。
コメ、ありがとうございました^^

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