「雲上の石鎚山」M10水彩作品

CIMG2044.JPG

「雲上の石鎚山」M10水彩作品+自作額縁です。

発注者様には大変お待たせいたしました

迷いの多い作品でした

ごくごく単純な構図で、しかしお写真を拝見したところ、

このように写実で描くくらいしか私に技量がなく

重厚な油彩とかで描けばもっと厚みと風格のあるものになるとは思うのですが

代わりに額縁をわたしにできる範囲で装飾的に仕上げてみましたが、

もしかして、地元の絵画会の先輩たちに見せたら、

「こんなに額縁が主張してどうするの?主作品を盛り上げるのが額縁の役目でしょ?」

とか言われるのではないか、とか、だから額縁に装飾など描き入れるのはNGだったのでは?とか



CIMG2038.JPG

また、マット紙の窓を普通の四角ではなくて,丸く打ち抜けばポッコリとした山の形が映えるのではないか?

それにしてもやはりおとなしい作品ですので、いっそマット紙に何か装飾を施すとか?

迷っているうちにマット紙を注文して荷をほどくと、なんと寸法を間違えてしまい、

上のように作品とマット紙に隙間が開いて・・・

苦肉の策というか、隙間に和紙と色紙を組み合わせて装飾的に処理してみました。

CIMG2039.JPG

裏面はこんな具合です

CIMG2042.JPG

mitudomoe.jpg

額縁の装飾細部です。

石鎚山は天照大神のおわす信仰の場ですので、

この作品も祈念的な意味をもたらすべきで、そんな霊的な作品を制作するには

わたしのような絵描きは不釣り合いだったかもしれませんが、

わたしにお仕事をくださった方への感謝を込めて精いっぱい仕上げました。

装飾部分ももう少し描き込めたかもしれませんが、この程度にしておきます。

マット紙の注文で急展開な場面もありましたが、

わたしとしては機転の発想でやりがいのある楽しいお仕事になりました。

ほかの画家さんが請け負えばまた違うものができるのでしょうが・・・

今後の制作に役に立つ発見にあふれ、とても勉強になりました
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この記事へのコメント

2020年02月10日 06:50
おはようございます。
雲上の石鎚山の水彩画とその額縁、制作完了おめでとうございます。
やはり、作品制作自体が勉強になり、今後の制作に役立つ新しい発見があったりするのですね。
機転も大事なことですね。
勉強になりました。
2020年02月10日 12:47
オオッ!「日本の自然を描く展」で見た時よりも、ずっと華やかになりましたね。
よく、窓を通しての風景とかあるので、そんな感じですね。
でも、どうなんやろ…
展示会で見た時は、山の周囲とバックに大きな空間を感じられたので、とても開放感がありました。
ボクは、この石鎚山(弥山)を、現地で見てるので、展示会で見たのは、その自然の姿が再現されてたんですが、こちらの方は、その自然の景観が生きてないような感じも受けます。
以前から、額縁も作品の一部になると思ってますので、作家さんが額縁を作れば、絵と一体感が生まれると思ってますので、その意図があれば、額に、どれだけ工夫を重ねても良いとは思います。
実際に、絵よりも、豪華な額が主張して、絵が添え物になってるような展示を見る事はありますが、そうなると、地元の絵画会の先輩たちが仰るような事になるとは思いますが…
ちいかめさんが仰ってるよりも、遥かに、この絵は、それだけで、立派に魅了させる作品やったと記憶してます。
まぁ、ボクは、単純…シンプルなんで、そんな風に感じるのかもしれませんが。
なので、楕円の窓が無くても良いのかなぁ…なんて思ってしまいます。
あっ、芸術には不案内なボクが勝手に、感じた事を言ってるだけなのでスルーしてくださいませ。
ちいかめ
2020年02月10日 13:17


>トンキチさん
コメントありがとうございます<(_ _)>
まだ発注者様のご意見を伺っていないので、完了とは言えないのかもしれません(^^ゞ

制作って孤独で、時として自分の思い込みで注文主様のご意向からそれてしまう場合があるかもしれません(-_-;)

ただ、やはり、制作を重ねることはとても勉強になります。勉強のチャンスを与えていただけることはとてもありがたいことですね(⌒∇⌒)
ちいかめ
2020年02月10日 13:30


>yoppy702さん

yoppyさんのおっしゃる通り、華やかな印象になりました。

料理の世界でよく聞くことなのですが、西洋料理は味付けを色々重ねて(加えて)ゆく方式が多く、対して和風料理では余計なものをバッサリ省いてゆく感覚があるということです。

ただやはりマットの丸窓はわたしの好みではあります。
ポッコリした山の形に合っているとは思いますが、本文に書いたように発注者様の感性に沿って制作するのが本筋と思います。

発注者様とよく話し合って、ご意向に沿いたいと思います。