###感傷###

灯油を買う季節が来た。

兄のことでいらいらして、なんであんな人間なのか、あんな兄がきょうだいの足をひっぱる

この状態のことで両親を恨む気持ちになってしまう。

でもどうにもならないことでいらいらしてもしょうがない。

本当に兄が家を売るほど困窮しているのか、もし事実だったらこちらにも影響があるので、

1度こっそり様子を見に行った。

家はこぎれいにペンキが塗られ、車も自転車もぴかぴかで、庭は雑草一本なく、

兄は一人暮らしのマイホームを大切にしているらしかった。

夏に仕事を減らされた妹は、浮気のパートを始めたが、

10月に仕事場の同僚が病気退職して、ふたたび呼び戻されることになって、

11月、12月は逆にキツイシフトでキュウキュウ言うことになった。

で、年末はリッチに食事会をおごってくれるそうだ。

今年も無事に年を越せそうだ。

そうなると、一人ぼっちで仕事もせずに、いつか相続が発生した時などに

わたしたちから大金をせしめることをひたすら夢見ている愚かな兄が、

何だか哀れになってくる。

どんなに相手に同情したところで、結局わたしたちのふところを狙うことを

考えているだけの兄だ。

彼に同情するのは、羊かインパラがオオカミやライオンを哀れに思うようなもので、

見当違いも甚だしい。

ただわかりあえないのが寂しいだけの、感傷の季節だ。

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